不妊治療

不妊治療

まずは自分の状態を知ることが大切

あきせでは赤ちゃんを望むお母さんに、カウンセリングから治療まで寄り添いながら丁寧なヒアリングを行っていきます。
不妊治療は伴う時間と費用の上限が見えにくく、最初に見通しを立てる必要があります。
どこまでの治療を希望するのかを適時話し合いながら治療方針を決めていきます。当院ではタイミングの指導から人工授精までを行っており、男性の精子の検査なども受けていただけます。
卵管造影検査は近隣の提携クリニックに優先的に予約をお取りします。また、より高度な治療をご希望される方や、手術の必要な方にはそれまでの経過など含め専門機関にご紹介させて頂きます。
漢方薬やビタミン剤なども積極的に取り入れていますので、ご相談のみでもお気軽にご来院ください。

不妊治療のおもな検査

以下のような検査を順次行います。1~2ヶ月で施行が可能です。

内診・経腟超音波断層検査 (保険適用)

子宮筋腫・卵巣のう腫・子宮内膜症などをチェックします。排卵期には子宮内膜の状態、抱卵のサイズから排卵日を推定し、排卵後は確実に排卵されていることを確認します。

子宮卵管造影

子宮の入り口よりカテーテルを子宮腔内に入れ造影剤を注入し、子宮腔内の形や卵管の状態(卵管が通っているかどうかや卵管先端の癒着の有無)を観察します。この検査は治療としても非常に有効的で、施行後通過性が改善されることにより約30%の方がこの検査のみで妊娠されます。

精液検査 (保険適用)

性液量、精子の濃度、運動率、奇形精子の率などを調べます。精子を自宅で採取して持参していただきます。

フーナー検査 (保険適用)

排卵近くに性交後、子宮内に精子が侵入できているかどうかを確かめる検査です。粘液を採取して顕微鏡で観察します。

ホルモン検査 甲状腺ホルモン 血糖

採決を行い、脳下垂体、卵巣から分泌されるホルモン(LH・FSH・PRL・E2・P)を測定します。各ホルモンによって検査の時期が異なります。甲状腺ホルモン・血糖が何らかの原因で高値または低値となる場合は不妊症や流早産の原因となります。

AMH検査 抗精子抗体検査

AMHとは発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。AMH値は卵巣内にどれくらいの卵の数が残っているかを反映すると考えられ卵巣予備脳を知ることができます。年齢が高い方、卵巣の手術の既応のある方、卵巣機能が悪い方は残っている卵を有効に活用できる不妊治療の判断に役立ちます。

血液型・感染症採血

子宮卵管造影検査を行う前に必要な検査になります。

クラミジア抗体検査

性感染症の一種で、感染すると女性の場合卵管炎を起こし、卵管周囲癒着、卵管閉塞を引き起こすことがあります。

子宮頚部細胞診

子宮頸がんの検診を定期的に受けてられない方はお勧めします。