検診

がん検診

20才過ぎたら毎年癌検診を

自分自身の為、そして、自分の大切な人を悲しませることのないよう定期的に検診を受けましょう。誕生月にがん検診を受ける「バースデー検診」など習慣づけて忘れないようしましょう!

あきせウィメンズクリニックでは寝屋川市の公費負担による子宮がん検診と保険診療によるがん検診を行っています。
保険診療での検診は液状細胞診という、通常のガラス法よりも見落としが少なくより正確な診断が可能できる方法を行っております。
不正出血などを認める方には子宮体癌検診も行います。

子宮頸部がん検診

(寝屋川市に住民票のある方は2年に1700円にて検査を受けて頂くことが出来ます)

子宮癌検診にて異常が発見されたときには精密検査が必要となります。
精密検査ではHPV(ヒトパピローマウイルス)検査やコルポスコピー(拡大鏡)を用いて詳しい検査を行います。
当院では細胞診専門医の資格を有し、精密検査の機関にてトレーニングを積んだ医師が検査に当たります。

子宮頚がんの多くは、性行為によってヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することが原因で発症します。感染しても多くの場合は潜伏感染となり、細胞の変化は引き起こさない事が多いありふれたウイルスで、性交渉のある女性の約8割が一生に一度は感染するといわれるほどです。
ただし、一度でも性交渉をもったことがある方なら年齢に関係なく子宮頚がんのリスクがあるため、定期的な検診が必要となります。
綿棒などで子宮の入口部分をこすり細胞を採取し、顕微鏡検査でそれぞれの段階に分類します。すぐにがん、というわけではなく、異型性と呼ばれる中間群もあり、それぞれの段階に応じて治療法もことなります。
年1回の検診を受けていれば、突然の進行がんで発見されることはまずありませんので、各自治体の助成制度も上手く利用しながら定期的な検診をおすすめします

子宮体部がん検診

子宮体がんは、子宮内膜にできるがんで、子宮内膜がんとも呼ばれます。女性ホルモンのバランスの変化により内膜の細胞が増えすぎることで子宮体がんになりやすくなり、40~50代の閉経前後の年代でもっとも多く発症します。子宮体がんの前触れとしてもっともわかりやすいのが、生理以外に不正出血がある方です。閉経後に不正出血が続く方は早めに受診するようにしてください。
検査の方法は、症状と、超音波検査の画像により検査の必要があると判断された場合に行われます。直径2㎜程度の細いストローのような内膜採取用器具を子宮内に挿入して細胞を採取します。子宮頸癌の検査と比べると、多少痛みを伴います。

卵巣検診

内診と超音波検査、採血により行われます。腟内から超音波検査を行う経腟超音波検査法により、ほとんどの卵巣腫瘍は比較的早期に発見が可能となりました。以前に、子宮内膜症や、卵巣腫瘍を指摘されている女性は年2-3回の定期検診を受ける事で、早期発見、早期治療につながります。